防水工事ってどんな工事?読んで字の如く、水を防ぐ工事かな?
水回りの工事の事かな?という印象だと思います!
実際は、違うんです!!
◆防水工事とは?
防水工事とは、雨水を遮断し漏水を防ぐことを目的とする工事の事を言います。
と言われても、ピンとしないですよね?
例えば、ベランダや屋根が無いお住まいに対しメンテナンスをする工事のことを示します。
アパート・マンション・ビル・ALC住宅の屋上、陸屋根、ベランダ、バルコニー等には、なぜ防水工事が必要なの?疑問に思いますよね?
防水工事は建物の寿命を延ばすために、絶対に必要な工事の一つです。その理由は、防水工事をしなかった場合に起こる劣化のメカニズムを考えると、よくわかります。
仮に、定期的に防水工事をしなかったとしましょう。すると、時間とともに劣化が進行し、防水性能を発揮できなくなった箇所から建物内部に水が浸入するようになります。建物内部に浸入した水は、雨漏りを発生させるだけでなく、建物内部の躯体も確実に腐食させていきます。場合によっては、建物に浸入した水が原因で、菌やカビが繁殖してしまうことも。つまり、防水性能が失われると、建物を蝕み、寿命を縮めることにダイレクトにつながってしまうということです。
このような事態を避け、建物の寿命を延ばすには、定期的に防水工事を施し、建物に水を入れない状態を保っておくことが重要なのです。
屋根が無い場合や、ベランダが出っ張っているお住まいですと、雨水が直接当たり受け皿のような状態から水たまりが出来たりしませんか?
快適な生活空間を求める過程で、意外とやりがちなソレダメ!ポイントがあります。
♦広いベランダ、屋根部のソレダメポイント
・BBQ
・スパイク付パネルの設置
ベランダ防水は、耐熱性が無く穴が開きやすいのでBBQからでる小さな火種が原因で防水部分に穴を空けてしまいます。はじめは、目に見えない小さな穴が大きな亀裂に繋がる事で
3~5年以内には、雨漏れが起きる危険性があります。
また、スパイク付パネルも同様で見栄えはいいのですが人の出入り、重さで防水部分を傷つけ亀裂が起きる大きな原因の一つでありこれも雨漏れに直結する恐れがあります。
♦劣化時期とメンテナンス時期を見極める
「今すぐ防水工事をする必要があるのか、どうか」が気になっている方も多いのではないでしょうか。劣化症状をチェックすることで、防水工事のタイミングは、ある程度は自分でも見極めることができます。
ひび割れ | 水が溜まる | 雑草が生える |
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亀裂 | 防水シートの剥離 | |
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※上記の状態ですと早急な工事が必要になります!
♦工事方法
<ウレタン防水>
補修時に最も選ばれる防水工事の工法。 液状の材料を使用するため、どんな形状のものにも施工できる。ただし、乾燥に時間がかかるため、廊下や階段など人が通る箇所には不向き。
耐久年数: 約10~13年
< 塩ビシート防水>
ウレタン防水に次いで人気の工法。 塩化ビニール樹脂でつくられた防水シートを取り付けることで防水性をもたせる。様々なデザイン性のある防水シートがあるため、人が出入りする屋上など、人目につく場所によく使用される。
耐久年数:約 12~15年
<FRP防水>
FRPとは、”Fiber Reinforced Plastics”の略称で、繊維強化プラスチックのこと。軽量で耐久性にも優れる。ベランダやバルコニーでよく採用される。
耐久年数:約 10~15年
<アスファルト防水>
新築時の防水工事は、ほぼ全てアスファルト防水が採用されている。古くからある工法であるため、施工品質が安定しており、信頼性もあるが、施工中に煙や臭いが発生するため、すでに居住者のいる状態にあるリフォーム時に選ばれることは少ない。
耐久年数: 約12~20年
※工事方法は、既存で使われている材質によって変わります。
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